ローンが残ったまま不動産売却ってできるの?名古屋の業者が解説
- 2019.06.17
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「ローンが残っていても住居って売ることができるのかってよくわからない」
「基本的なところから詳しく知りたいな」
住宅を売却する際によく悩まれるのがローンに関することではないでしょうか。
そこで今回は、住宅ローンが残ったまま売却できるのかどうかについて解説します。
□ローンが残ったまま売却するには
住宅ローンの残高よりも売却価格が低い不動産を売却する際には三つの手段があります。
*一般売却
一般売却は売却代金をローン返済に使い、残りは現金で用意します。
例えば2000万円のローン残高がある家を1500万円で売ろうとすると、残りの500万円を現金で準備しなければいけません。
また、ローンの差額だけでなく、いくらか他の費用も発生するので、余分に現金を準備する必要があるということに注意しましょう。
*任意売却
しかし、「いますぐ売りたいけど現金は手元にない」という方も少なくありません。
そこでローンが残っていても住宅を売ることができるのが「任意売却」という手段です。
これはローンが残っている状態で通常通り売却を行い、残りの代金は金融機関に支払ってもらいます。
しかし、残ったローンが帳消しになることはないので注意しましょう。
任意売却はあくまで金融機関がローン残高を肩代わりするだけで、後々無理のない範囲で月に1万円ずつ、2万円ずつ返すというような約束を行うものです。
任意売却では残債の支払額を減額してもらえる場合があることをご存知でしょうか。
多くの額を返してもらいたいところですが、金融機関も返済をいつまでも待ってはいられません。
そこで現実的に返済できる金額で折り合いをつけた方が良いと判断する場合もあります。
しかし、全ての債権者が借入金を減額してくれるということではなく、その人の生活状況や財産などから判断されるということに注意しましょう。
*競売
ローンの支払いを滞納しすぎると、金融機関が裁判所への申し立てを行い、売却が強制されます。
競売で住宅を売ると低額での落札が多く、多額な代金を請求される場合があります。
□まとめ
以上、住宅ローンが残ったまま売却できるのかどうかについてご紹介しました。
住宅ローンが残っている状態でも住宅売却はできますが、差額を現金で用意するのか、金融機関に肩代わりしてもらって無理のない範囲で返していくのかという方法がありました。
今回の記事を参考に、住宅の売却について検討してみてください。
また、当社にはこれらの情報に詳しいスタッフが多数在籍しております。
何か相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
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