中古住宅を売却する時の注意点は?不動産のプロが解説
- 2020.02.09
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「中古住宅を売却したいので、注意点を教えてほしい」
このような方はいらっしゃいませんか?
中古住宅を売却するときは、いくつかおさえるべき注意点があります。
何も知らずに売却するよりは、注意点を知った上で売却したいですよね。
今回は中古住宅を売却するときの注意点をご紹介します。
□中古住宅を売却するときの注意点
*欠陥は絶対に伝える
上と関わりますが、民法改正前でも欠陥があると分かっていて、それを故意に伝えないのは契約解除の要因となります。
それ以上の問題に発展することもあるので、ささいなことでも知っている全てのことを伝えるようにしてください。
*住宅ローンは売却前に完済する
住宅ローンが残っている場合も多いと思います。
そのときは、住宅ローンを返済する必要があります。
売ったときの金額が住宅ローンの残りを上回った場合は問題ありませんが、下回ると現金で返済しなくてはなりません。
売却する前に、査定を参考にしながら用意するお金の目安を出しておきましょう。
*査定額と売却額の違い
査定額と売却額は一致しません。
まず査定と売却には時間差があります。
何ヶ月も売れない中古住宅は当然値下げの対象になります。
また、査定のときは見つからなかった欠陥が見つかることや発生することもありえます。
その場合は売値が下がります。
売却額が査定額より下がっていても、正当な理由がある場合がほとんどです。
どうしても納得できない場合は理由を聞けば良いですが、査定額と売却額が一致しないことも多いということを理解しておいてください。
□近い内に増える注意点
2020年4月に民法が改正され、不動産の売買契約が解除しやすくなります。
これまでは、不動産に問題が見つかった時、売る側の過失がなければ契約は解除できませんでした。
しかし、改正により過失がなくても契約が解除できるようになります。
大きな欠陥があれば売るときに気づいていると思いますが、こちらが気づいていなくて、買い手が調べて欠陥が見つかった場合も契約の解除が可能です。
つまり、売るときに詳細に不動産をチェックすることが必要になります。
今から売るという方はこの改正後に売れることが十分にありえますので、不動産の調査は徹底してください。
□まとめ
今回は中古住宅の売却の注意点についてご紹介しました。
民法改正などもあり、今まで以上に慎重になる必要があるので注意しましょう。
当社では不動産売却をはじめ、不動産に関係する様々な事業を行っております。
不動産のプロが、誠心誠意お客様をバックアップいたします。
興味がある方は、ぜひ一度当社までご連絡ください。
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